nrykok blog

PR・編集・記事執筆・ウェブ企画・制作ディレクションを専門とするnrykok Tokyo + Singapore代表のブログです。

フィリピン・マニラのスラム街に感じたアジアの貧しさ

フィリピン・マニラに出張で初めて行ってきました。中心地マカティエリアや、外資系企業が集積するグローバルシティーに経済成長を感じることもできましたが、一番印象に残っているのは、ネガティブな意味での「発展途上国」としての側面です。 東南アジアで…

ベトナム・ホーチミン、どうでしたか?

今週はベトナム・ホーチミンに出張に来ています。海外旅行・出張の話になると、「●●(国名)、どうでしたか?」と質問をしたりされたりするので、ざっくりとした回答を載せておきます。「行くべきか?」と聞かれたら、行くべきでしょう。 ホーチミンはいい街…

初めてのドリアンは、なぜか粉モノの味がした。

「フルーツ」は東南アジアのいいところの一つだと思う。 日本でも人気のマンゴーやライチ、それに日本ではめずらしいマンゴスチンやドラゴンフルーツ、スターフルーツなど、種類が豊富で、スーパーでは安く手に入る。もちろん新鮮で美味しい。 しかし、一つ…

英語は聞けるけど話せない、と悩んだときに救われた言葉

シンガポールに住み始めて3ヶ月が経った頃、僕は少しずつ英語が聞けるようになってきたけど、自分から話すのはまだ苦手だった。 家のオーナーさんや英会話の先生と話していて、自分がなんとか伝えようとしどろもどろしていると、どうしても会話全体のテンポ…

英語を学ぶ5ヶ月の間に、自分の中で起こった変化

英語を話せない状態から、習得にいたるまでの期間というのは、おそらく一度しか体験できないはずなので、自分の中で起きている変化を書き残しておこう。 1ヶ月目 緊張するから外国人と対面したくない →言葉を発するために頭の中で日本語を英訳*しようとする…

今年、エイプリルフールのコンテンツPRについて感じたこと 〜メディアの立場から

エイプリルフールほど、有名、無名、業種、規模を問わず、ウェブメディアが企業の広報に関するリリース情報を求める日はないと思う。僕は今年初めて、メディアの立場でこの一日限りのイベントを追いかけた。 噓付き合戦に参加する企業の勢いに急かされるよう…

シンガポール移住・オフィス開設に必要な貯金

今日、本当の意味で生活の拠点が東京からシンガポールに移った。 引越しは2月中旬には済ませていたが、それから今日まで、僕は日本の個人口座に入っているお金で生活してきたから、拠り所はまだ東京という感覚だった。 それがようやく、東京とシンガポール、…

ライター歴1年10ヶ月、初めて読者の「イタコ」になれた瞬間

おかげさまで「文章を書く」ということが仕事になってから1年と10ヶ月。初めて自分の中でブレイクスルーした瞬間があったので、そこで感じた教訓を書き残しておく。 僕は今、10+αのウェブニュースサイトで記事を書いたり、ひとが書いた記事を編集したり、媒…

シンガポールの食生活と食費

海外への移住を検討するときに、仕事や治安、物価などとならんで確認しておきたいのが「食事」。グルメなひとにとっては言わずもがな、そうでないひとも「食が合わなくて長期滞在が難しい」なんて経験者の話を聞くこともあるので気をつけたい。 日本には「日…

マレーシア・ランカウイ島への週末旅行を写真で振り返る。

シンガポールでは、5月24日金曜日はお釈迦様の誕生を祝う仏教の祭日「ベサックデー」。3連休ということで、お隣マレーシアのランカウイ島に行ってきた。シンガポールにはゴールデンウィークという習慣はなく、5月上旬は友人がFacebookにアップする写真に何度…

一日に二度、"お隣さん" に話しかけられて

海外にいると見知らぬひとが気軽に話しかけてくることがある。シンガポールも同じ。今日も2回そんなことがあった。 日本が好きなお隣さん 1回目はお隣さん。外出するタイミングがかぶって廊下でばったり。ちょうど行き先が近かったので、クルマで駅まで送っ…

シンガポールの家賃と住宅事情

東南アジアに移住するということは、東京よりも物価が下がる。特に毎月の支出のうち、多くを占める「家賃」をぐっと圧縮できれば、生活がもっと楽になる。 こちらに移住するメリットの1つとしてそんなことを期待していたが、それはシンガポールにはあてはま…

ボタニックガーデンで南の国シンガポールらしい週末

シンガポールは南国だ。 赤道直下の北緯1度17分に位置するこの国は、一年を通じて高温多湿。年平均気温は27.4度、11月から3月にかけてはバケツをひっくり返したような雨が毎日のように降る。 南国と聞くと、ビーチを想像してしまう。週末はビーチでお酒を片…

顧客のいない海外で生活するには

海外に収入源がない状態で日本を飛び出したいとなると、いくつか問題がある。 そもそもその国に渡れるのかを決めるビザの審査は国によっては高い壁。シンガポールのビザについてはまたどこかで書ければと思う。 だけど、最も現実的かつひとによく聞かれる問…

いつまでシンガポールにいようか。

シンガポールに渡ってまだ3ヶ月しか経っていないけど、たまに考える。そしてこれまでぼんやりとだけ考えていたけど、期間を決める基準が自分と夫婦の中にひとつできた。 「子ども」だ。僕にはまだいないけど。 子どもの自我と言葉をどの国で育てるか、これは…